廃プラスチックから価値ある資源への転換
株式会社ナベカは、廃プラスチック・成型端材・規格外品などを丁寧に選別・洗浄・粉砕し、品質の安定したリサイクルペレットへと加工する事業を展開しています。限りある資源を守るため、プラスチックリサイクルを中心に幅広いサービスを提供し、産業廃棄物を単なる廃棄物とせずに価値ある資源として再生していく取り組みを徹底しています。GPPSやPPなど多様な樹脂に対応しており、それぞれの特性を最大限に引き出すために素材選定から加工条件の最適化まで一貫した品質管理を実施しています。
高品質なリサイクル原料の供給を通じて、循環型社会の実現や企業のSDGs推進に貢献しており、地域社会と地球環境の未来を見据えながら、会社として果たすべき責任を明確にしています。三重県亀山市に本社工場、いなべ市に工場を構え、東名阪自動車道鈴鹿ICより車で約10分という立地を活かし、各種合成樹脂原料製造・加工、バンパーリサイクル、各種コンパウンド、樹脂包装請負、産業廃棄物中間処理業を事業目的として運営しています。
多様なニーズに応えるコンパウンド技術
株式会社ナベカでは、ベース樹脂にフィラーやマスターバッチを加えるコンパウンド加工にも対応しており、求める性能・物性に合わせたカスタム素材の提供を実現しています。コンパウンド事業に力を注ぎ、多様なニーズに対応できる柔軟な生産体制により、持続可能なものづくりを支える素材開発を実施しています。用途に応じたリサイクル原料を安定供給できる体制を整えており、幅広い産業分野で信頼されるパートナーとして活動しています。
生産設備と測定機器の両面から品質を管理することにより、安定した再生材料の提供に取り組んでおり、品質マネジメントシステムに基づいて日々の業務を遂行しています。顧客満足度の向上とともに、社会に信頼される会社として持続的な発展を目指し、環境保全に貢献できるやりがいのある仕事を通じて、スタッフ一人ひとりが一からスキルを磨き成長できるようサポートしています。
安定供給を支える充実した設備体制
株式会社ナベカは、1988年10月31日に設立され、資本金1,000万円、従業員21名の体制で運営されています。亀山本社工場といなべ工場の2拠点を活用し、導入している生産設備と測定機器により、リサイクルペレットの製造から成型品の再利用まで幅広い工程に対応しています。百五銀行平田町駅前支店、三菱UFJ銀行四日市支店、北伊勢上野信用金庫鈴鹿支店、商工中金四日市支店を取引先銀行として、安定した経営基盤を築いています。
営業時間は8:00~17:00、定休日は土曜日・日曜日となっており、来社をご希望される方は事前にご連絡をお願いしています。納品・積込でお越しのトラック運転手様向けには、正門の南東側に待機場所を設けており、営業時間外の待機時には住宅側とは反対側に駐車し、アイドリングストップを徹底していただくなど、地域環境への配慮も怠りません。
情報発信とSDGsへの積極的な取り組み
株式会社ナベカは、サービスや取扱商品、設備の導入、休業情報など、ご利用の際に役立つ情報を随時更新し、お客様や取引先の皆様に有益な情報をお届けしています。日々のサービスや取り組みなど、現場でのリアルな情報をブログを通じて発信し、より身近で親しみやすい情報提供を行っています。また、業界に関する最新の情報をコラムで発信しており、日々移り変わっていく常識やトレンド、法律などを熟知している業界人として、いち早く情報を共有しています。
自社でのSDGsへの取り組みを積極的に推進し、地域社会と地球環境の未来を見据えながら、会社として果たすべき責任を明確にしています。より良い社会の創出に努め、環境保全に貢献できるやりがいのある仕事を通じて、まだまだ使用できる資源を有効活用できるよう支えるプラスチックリサイクルを継続的に実践しています。


